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  3. 2014年9月12日

JOURNAL

2014/09/12

―いよいよ終盤戦を迎えています。井口選手にとってはケガの影響もあるなかで、負けられない試合が続いています。

「(右手の指のケガは)バットを振れば振るだけ腫れてきたり、最後まで一緒にやっていくしかない痛みです。僕自身、あまり調子は上がってこないですけど、この時期はそう言っていても仕方ないので、とにかくチームのためにやるしかないと思っています」

―選手だけのミーティングを開くなど、苦しい状況でもチームはひとつになって戦っています。

「“調子が悪いときに、チームとしてどうしたらいいか?”ということで、(鈴木)大地がみんなを集めてミーティングをしました。僕からは「とにかくやるべきことをしっかりとやって、声を出してベンチを盛り上げていこう」という話をしました」

―キャプテンの鈴木選手を中心に、活気ある若手選手が増えているのでは?

「大地はまだ若いですが、試合に出て成績で引っ張っていくタイプだと思います。ベンチでは、若い選手はどうしても端に行きがちなので、僕が真ん中に座って「こっちに来い」と言って、伊志嶺や加藤、江村などを座らせて声を出させることもありますね」

―井口選手はクルーズ選手やデスパイネ選手など、外国人選手ともよく会話をしている姿が印象的です。

「クルーズはよくしゃべりかけてきますね。試合中はお互いに配球のことについて話をしています。デスパイネはすごく明るくて、よくしゃべりますよ。4番にどっしりと座る選手がようやくきたので、彼の存在は大きいと思います」

―また、今年から福島県須賀川市の復興支援プロジェクトを立ち上げ、サポーターも100名を超えました。

「本当にたくさんの方に協力していただいています。寄付もそうですが、(被災地の)現状をより多くの方に知ってもらうということが一番ですね。このあとに第2弾も考えていますし、シーズンオフの土日には福島やその他の場所でも野球教室を開催する予定です」

―先日、第96回全国高等学校野球選手権大会が幕を閉じました。母校・國學院久我山高校は甲子園出場は逃したものの、西東京大会の準決勝まで勝ち進みました。

「気にして見ていましたし、(野球部の)同級生からは試合経過のメールがたくさん来ていました。甲子園を目指せるのは3年間しかないので行ってほしかったですけど、うちの高校は準決勝に進んだだけでも御の字です。僕がいた頃から、週に1度しかグラウンドを使えず、やらされる練習がまったくなかったので、みんな各自で練習をしていました。今になっても甲子園に出たのはいい思い出ですし、たまに当時の映像を見ることもありますけど、20年以上も前ですから細くて若いですね(笑)」

―今季の残り試合もわずかとなりました。最後まで諦めることなく、チームの戦いは続きます。

「とにかくチームに貢献するだけなので、しっかり練習をして、最後まで全力でいきたいです。一試合も負けられないですし、やるしかないですね」

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